槍は水物 [陸上競技]
と言われてきましたが、予選の流れがそのまま、良い方に傾きました。
槍投げをやっていた者として、槍投げで日本人メダリストが出たことは、ボルトの100,200M世界新よりも衝撃的です。
村上選手が、見事に自身2番目の記録82M97(予選の記録83M10が自己ベスト)で、堂々の銅メダル獲得。
現役選手で一番の技術を持つトルキルドセンの金は予想できましたが、あとは混戦でした。90m以上の記録をもつピトカマキやバシレフキス、3投目までで今日は駄目だと思いました。投擲は、やはり最初の3投でだいたい決まってしまいます。ピトカマキは腰が痛そう、バシレフキスは1投目で、足を痛めたのではと疑うようなかなりバランスを崩した投擲。予選トップ通過したのが嘘のよう。
そんな中、村上選手は予選と同じ2投目の大投擲。見事でした。トルキルドセンも2投目で決勝記録89m59。
女子マラソンの尾崎選手の銀メダルもありましたし、有終の美となった今回の世界陸上だったのではないでしょうか。
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