ビルトイン食洗機交換 [家]
先日は、食洗機の電源が入らなくなり、サービスの方に来てもらって見てもらいました。内部の電源・制御基板が動いていないようで、交換になるという。他にもモーターが摩耗してきている兆しがあったり、また数年後に修理することになると予想されたので、すぐには修理せずに、今後のことを検討することにしました。
電源が入らないとなると、電源の電解コンデンサあたりが怪しいと考えられるので、修理するにもどうせ交換になるのだからと、分解してみた。
ポッティングされていて、防水されているのだなと思ったが、実は本州では主にゴキブリ対策とのこと。
取り外したところ。
樹脂のケースの裏側を切り取って、ポッティングされている部分を削り取り、電解コンデンサをテスターで当たってみたが、どうやら正常のようだった。
大元のヒューズを見たら焼き切れていたので、こちらを調達して交換してみた。
ヒューズ交換後
食洗機に戻して、電源を入れてみたら動いた。試しに食器を洗ってみたところ、洗えていたが、またヒューズが切れて電源が落ちていた。
再度ヒューズを交換し、今度は基板むきだしの状態で動かしてみた。
洗浄、すすぎなどは正常に動き、乾燥に移った瞬間に、ピカッと光ったヒューズが焼き切れて電源が落ちた。どうやら、この基板だけでなく、乾燥で使うヒーターかファンかの何かが壊れているようだ。
ここで診断をやめた。修理するにも基板だけで済まなそうなので、2~3万円の修理費になりそうな感じ。新しい物に交換することを検討することにした。
調べてみると、既設のものを外して同様のサイズの物と入れ替えるのであれば、簡単にできそうだ。設備屋さんにお願いするまでも無いことが分かったので、Webのショップを探してみたが、だいたい横並びの価格。某オークションで探したら、リサイクルショップが未開封新品を安価に出品していたので、そこで調達した。
既設の物がリンナイ製だったので、同サイズのリンナイ製にしてみた。
まずは、既設の物を外します。配管から。
給湯のパイプは元栓がすぐそこにあるので、止水作業は簡単。モンキーレンチ2本で緩めて外した。(ボロ布を下に敷いて残り水を受けて)
取り外したらこうなってました。
抜け止めの金具の腐食が見られます。
金具撤去
新しいものには、金具の位置決めシートが付属してました。
これは良く出来てます。ずれることなく、金具を取り付けられます。
いよいよ設置します。キズ防止の為、移動を楽にするため、ボロの布団を敷いて置いてます。
給湯パイプ、排水パイプ、電源コード、アース線を束ねて差し込んで、本体を押し込んでいきます。すこしづつです。
奥まで入れるまえに、スペーサーを貼付。白いやつです。
奥まで押し込めたら、扉を開いて、抜け防止金具を取り付け。
真ん中に見えるネジを取ります。
金具を入れて、外したネジを共締めします。
反対側も同様
配管を取り付け、電源とアースを接続し、試運転。
水漏れもなく、異常な動作もなく、無事正常に動きました。
共働きの頼もしい身方の復活です。
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