米軍

月曜日の新聞一面に、米軍再編問題が・・・

以前記事にしたのだが、

米軍の戦闘機訓練を、千歳基地にも移転するというものだ。

日米で基本合意したというのだから、

私の住む千歳にも米軍がやってくるに違いない。

自衛隊の街と言ってもいい千歳であるが、

明確に軍隊である米軍が来るのはいかがなものか。

人口が増えるのだから間違いなく経済効果があると思うが、

その効果以上に治安の悪化（本末転倒？）が懸念される。

夜中に戦闘機が飛んでもらってはたまらん。

また、米軍基地があるところでは必ずといっていいほどある

隊員の不祥事（犯罪、事故など）が気になる。

また、ちょっと飛躍してしまうと思われるが、

基地があるということは

攻撃の対象にもなるということである。

市長をはじめ行政には、誠実に対応してもらいたいと思う。

 

岩国の方では米軍の空母の受け入れの是非を問う住民投票を行ったようで、

有権者の過半数が反対だったそうだが、

首相・官房長官は、地元の過半数の反対を認めないようである。

「住民投票に否定だった方々は投票していない。新しい岩国市が（２０日に）誕生するが、（合併相手の）周辺町村はこの住民投票に疑問を持っている方々が多いと聞いている」

というコメント、

記事を書く人がまとめてはいるのだろうが、

政治家とは、なんと口が上手い人なのだろうと思った。

”ああいえばじょうゆう”

を思い出してしまった。

親の政治基盤を受け継いだ政治家とは

こういうものなのだろうか。

 

投票率だけ見ると58.68%でほとんどが投票したと言えないが、

総選挙でもこれだけの投票率を見ることは少なくなった昨今、

”住民投票に否定だった方々は投票していない”

ではなくて、

”興味が無かった人が投票していない”

あるいは、

”投票に行けなかった”

ではないだろうか。

”（合併相手の）周辺町村はこの住民投票に疑問を持っている方々が多いと聞いている”

とは、

なんとも曖昧なコメント。

結局は、住民に負担を押しつける格好に変わりはない。

これは負担の分散ではなく、拡散と言った方がいいと思う。

 

このBlogでは、政治活動をしようということではなく、

あくまで私個人が感じたことを書いているだけです。

無関心ではいけないということが

伝わってくれればそれで良いと思います。

基本はGOLF1のBlogですから。