カブリオを一気にメンテナンス [GOLF1]
だいぶ暖かくなって、車弄りがやりやすい季節になりました。
冬の間できなかったことを一気にやりました。
まず、カーボン掃除。
アイドル調整ネジを外し、キャブクリーナーで綺麗にします。
エンジンをかけた状態で、調整ネジを外した穴からキャブクリーナーを吹きつけます。
エンジンオイル・エレメント交換。
今回は、入手先の在庫により、モチュール6100の10W-40を選択。
(前回は15W-50でした)
下に潜ってエレメントを外すのは、専用工具。とても楽です。
オイルの漏斗は前回交換時から使っています。
一度使って楽してしまうと、手放せなくなります。
以前は、ペットボトルを切って作っていました。
下に潜ったついでに下回りの点検をしたところ、
右外側のCVジョイントブーツの裂けを発見。
これは即交換です。
手持ちの在庫を引っ張り出し、急遽作業に入りました。
カブリオは、通勤車の'81GLEと違い、スタビライザーがついていて、これが結構じゃまになります。
スタビの固定ナット、タイロッドエンドの固定ナットも外してしまいました。
(スタビ固定ナットは外さなくても良かったかも)
ハブナットは指定トルク240Nm、かなり強いトルクで締め付けられています。
この工具を使っていますが、締めつけるときに踏んでもびくともしない一品です。
ここまで来たら、ひたすら叩いてCVジョイントを外します。
裂けているブーツは気にしないで叩きます。
ばらすとこんな感じ。
内部のグリスを新しい物にして、新しいブーツを組み付けます。
新しいブーツは、ゴムが固い!
付属していた外側のバンドは、サイズが小さかった為、再利用しました。
ここでちょっとコーヒーブレイク。子供達と一緒に休憩です。
次に、予定していたドラムのオーバーホールを。
下の写真が、左右それぞれのドラムを外した状態。
当たり前ですが、左右対称です。ブレーキダストでとてもきたない。
よーく見ると、ライニングが使用限界になっている箇所がわかります。
これではキーキー音がするのも理解できます。
当然ながらブレーキの効きも低下していました。
新旧ドラムの比較。
触ればすぐに分かりますが、旧い方はかなりの段付き。
ホイールベアリングは数年前に交換済みで、フルード漏れや滲みなどの劣化が見られないのでそのまま使います。
ホイールベアリングを縮めると、こうできます。
ここまでくれば、バラスのは簡単。
ブレーキクリーナーで掃除し、新しいシューとスプリングを組み付けます。
可動部分、金属の当たり面には、ブレーキ用にグリスをスプレーします。
ドラムにホイールベアリングを打ち込み、組み付けます。
バラした逆の手順ですね。
ちなみに、ドラムはあらかじめ塗装しておきました。
全部終わったところで、フルード交換。今回はこれを使いました。
この作業後、ハンドブレーキのワイヤーの調整も行っています。
ドラムの作業で重要なことは、左右を一気にばらさないこと、
デジカメで元の状態を撮影しておくことなど、
裏表左右の間違いをなくすように注意します。
交換後は、当たり前ですが、とってもブレーキの効きが良くなりました。
しばらく走って馴染ませ、再度点検します。
タイヤを外したついでに、夏タイヤに交換しました。
K&Nエアフィルターの掃除。
専用クリーナー液をつかい、綺麗にします。
すっきりです。
整備、お疲れ様です。
記載内容を1日でこなしてしまうとは、さすがですね。
私の車も、ドラムシュー交換しなくちゃかなぁ。
パーキングにしか使わないわけですが。
by やまりゅ~ (2007-04-10 23:22)
さすがに1日では終わらず、土日使いましたよ。
エアフィルターは、一晩かけて乾燥させましたし、
リアブレーキの整備の途中でやめて、一晩、馬にかけっぱなしで車庫に放置しました。
こんな時には、車庫のありがたみが増してきます。
by GOLF1ML管理人 (2007-04-10 23:47)